このたび、第一級陸上無線技術士の試験に申し込みました。
正直、かなりの難関試験です。
無線関連の業務に携わっていることもあり、いつかは挑戦したいと考えていた資格でした。
ただ、挑戦するにも私の知識レベルとは差がありすぎて受けるのを躊躇していました…
先日までの1アマ勉強を経て、無線工学の知識もだいぶ身についてきたので挑戦することを決意!
今回の申込みを機に、試験の概要などを改めて調べてみましたので、ご紹介いたします。
記事の内容はこちら!
第一級陸上無線技術士とは
日本無線協会が開催している国家資格です。
本検定に合格し免許を取得することで、陸上の無線局の無線設備の技術的な操作を行うことができるようになります。
具体的には放送局、電気通信業務用等の固定局、無線測位局など、、、
取得することで色んなキャリアの道も見えてきますね。
ただし、無線資格のトップクラスということもあり難易度は高め!
陸上無線技術士には、第一級と第二級がありますが、今回受けるのは上位の一級です。
試験が平日2日かけて行われるので、有休取得が必須なんですよね…
また、二級の陸上無線技術士の問題を見たのですが、工学の難易度が1アマとあまり変わらないように見えたので、ならば一級から挑戦してしまおうと思った次第です。
日程もまだあるので、本検定にガッツリ勉強時間も割きたいですしね。
試験概要
試験は4科目あり、無線工学の基礎、法規、無線工学A、無線工学Bとあります。
まず科目ごとの点数及び合格基準は以下のとおりです。
| 科目 | 配点 | 合格点 |
| 無線工学の基礎 | 125 | 75 |
| 法規 | 100 | 60 |
| 無線工学A | 125 | 75 |
| 無線工学B | 125 | 75 |
いずれも正答6割以上で合格です。
続いてそれ以外の概要はこちらです。
| 受験資格 | なし |
| 出題形式 | 選択問題 |
| 試験科目 | 無線工学の基礎 (1日目) 法規 (1日目) 無線工学A (2日目) 無線工学B (2日目) |
| 試験方式 | 指定の会場での受験 |
| 備考 | 一部免除あり |
第一級陸上無線技術士の試験には受験資格がなく、誰でも挑戦することができます。
試験は平日に2日間かけて実施されるため、スケジュール調整が必要です。
また、本検定には「科目免除制度」があり、いずれかの科目で合格点に達していれば、その科目は次回以降免除されます。
1科目だけ不合格だった場合でも、次回はその科目だけを受験すればよいというのは大きなメリットです。
試験はすべて選択式で、合格基準は6割以上。決して無謀な挑戦ではなく、戦略的に取り組めば十分に合格を狙える試験といえます。
とはいえ、出題範囲は広く難易度も高いため、しっかりと準備を進める必要があります。
勉強方法・対策
まず公式テキストと問題集を購入しました。
テキストや問題集はひとまず揃っているので、これを中心に学習を進めていこうと思います。
第一級陸上無線技術士は有名な資格でもあり、ネット上には多くの情報が公開されています。
そのため、必要に応じてそうした情報も活用する予定です。
実際に問題集を解いてみたところ、第一級アマチュア無線技士で学んだ内容がさらに深く掘り下げられている印象を受けました。
問題や解答を見ても理解が追いつかない部分がありましたので、動画教材なども取り入れながら少しずつ理解を深めていこうと考えています。
おわりに
今回は、第一級陸上無線技術士の試験に申し込んだことについてお話ししました。
この資格に合格し免許を取得すれば、すべての陸上無線を取り扱うことが可能になります。
試験科目は4科目あり、いずれも高度な知識を求められる難関です。
とはいえ、合格基準は6割以上と比較的取りやすく、さらに全問選択式のため正答を絞り込める点は救いです。
試験は来年1月です。 本番に向けて、着実に学習を進めてまいります。。