本日は第一級アマチュア無線技士(1アマ)の試験日です。
四級から取得してきた本試験もついに一級の挑戦へ。
試験対策の勉強も一筋縄ではいかず、何度も過去問とにらめっこしながら準備を進めてきました。
その分、今回の試験は強い思い入れがあります!
今回は試験を受けてきた所感について述べてまいります。
第一級アマチュア無線技士の概要につきましては、以下記事をご参照ください。
試験問題自体は本ブログに掲載しませんのでご承知おきください。
2025年11月の試験問題になります。
試験会場

本日の試験会場は、日本無線協会試験センターです。
無線関係の国家資格を受験する際には、だいたいこちらが会場になることが多いですね。
最寄り駅は地下鉄「勝どき駅」で、そこから徒歩約10分。
実は2025年9月頃に引っ越しをしてから、会場までのアクセスがかなり良くなったので、移動時間が短縮されました。
それでも試験は9時15分集合のため、平日の出勤時間とほぼ変わらないんですけどね。
電車遅延などで、遅れて試験が受けれない等に対応できるよう早めに到着しました。
受験票や筆記用具もきちんとカバンに入っているかの確認も実施済み。
試験当日は、こうした細かい準備にも気を配らなければならず、緊張しっぱなしです。
時間になると試験官から諸注意の説明があり、その後いよいよ試験開始。
仮に忘れたとしても、コンビニの印刷機から印刷することができますので、念のため印刷機の使い方は覚えておくことを推奨いたします。
なお、日本無線協会試験センターの近くにはセブンイレブンがあります(2025年11月時点)
試験を受けてみた所感
第一級アマチュア無線技士の試験は、前半は無線工学、後半は法規に分かれています。
無線工学
まず最初に行われたのは無線工学。
正直なところ、1級アマチュア無線技士試験では法規の難易度はそこまで高くない印象なので、やはりこの無線工学が最大の難所といえるかもしれません!
そうと思いきや、、、過去問で見たことある内容ばかり??
もちろん、数値や求める値を少し変えてきたり、ひねりを加えてきたりはしていましたが、丁寧に計算を進めていけば対応できる内容でした。
個人的に、アンテナ理論のところが少し難しかったかな…あそこは見慣れない問題がだった気がします。
一番不安だった電気物理や回路関連の問題は、意外にもスムーズに解けました。
ここは過去問でしっかり対策していたのが功を奏した感じです。
範囲が広く様々なパターンで出題されるので、確実に取れていそうで良かったです。
A問題25問、B問題5問に対して、試験時間は2時間30分と非常に長いので、見直す時間は十分にあります。
電卓は使えず手計算となりますので、焦らず解いていくことが肝心です。
法規
午前の無線工学が終わり、午後からは法規の試験がスタート。
正直、モールス信号やQ符号は完璧に仕上げていたので、「これはいける!」と安心していたのですが…。
「いざ問題を開いてみると、思わず「え?そこでるの?」と声が出そうになるようなひねりの効いた問題が多数。
ここ最近の過去問では見かけなかったような内容も多く、三級アマチュア無線技士の範囲で見たような話が出てきたりと、かなり意表を突かれました。
特に印象に残ったのが、B問題の空欄補充形式。
「○○周波数」といった用語が3つも空欄になっている問題があり、何が何だか混乱…。
普段は選択肢で出てくるような内容が、空欄で問われると一気に難易度が上がることを痛感しました。
試験を通して改めて感じたのは、過去問を解くときにどれだけ文章を読まずにキーワードだけで答えていたかということ。
本番ではその“読み飛ばし癖”が裏目に出てしまい、少し迂闊だったなと反省…。
それでも大半は知っている内容だったのでなんとか解答しました。
2025年11月の過去問題を見たら、どこのことか分かるかもしれませんね。
おわりに
今回は第一級アマチュア無線技士の試験を受けてみた所感について述べました。
第一級アマチュア無線技士は、無線工学と法規の2科目があります。
受けてみて思ったのは、しっかり過去問を解いて分からないところは見直すことです。
全体的に7割、8割近くは、どちらの科目も見たことある問題でしたので、そこを確実に取ることが重要だと思いました。
さて、試験の結果は後日発表されます。
結果を待ちつつ、次の勉強へと進めてまいります。