さて、現在は試験日が一番近い第三級アマチュア無線技士の勉強をしています。
第三級アマチュア無線技士の勉強方法は完マル1冊で実践中です。
この書籍ですが、ようやく三級の部分を1週終えました。
今回は完マルについて紹介および読んでみた所感について記載します。
記事の内容はこちら!
第三級アマチュア無線技士とは
アマチュア無線とは、「金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究その他総務大臣が別に告示する業務を行う無線通信業務」と定められております。
アマチュア無線を楽しむには「無線従事者」であるアマチュア無線技士の資格が必要です。
その資格試験は公益財団法人 日本無線協会が開催しております。
試験概要などの詳細は以下記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
初級アマチュア無線予想問題集 完全丸暗記:通称「完マル」
完マルは三級と四級のアマチュア無線技士に対応した書籍です。
2024年度時点で、刊行46年と非常に長く親しまれている書籍になります。
アマチュア無線の試験問題出題を分析、実際の受験者からの情報と併せ、出題傾向を導き出しています。
実際に受験者からも高い支持を得られており、中にはこれ一冊で「一夜漬けで合格した」っと言われているようなことも・・・!?
三級と四級のアマチュア無線技士を受ける人は活用しておいた方が良い1冊となっております。
書籍の寸法が10.3 x 2.2 x 14.9 cmと、非常にコンパクトで持ち運びしやすいのも良いですね。
読んでみた所感
書籍の前半は四級の無線工学および法規、後半は三級の無線工学および法規になっています。
今回受けるのは三級ですので、後半から読み進めていきました。
内容はほとんど問題のみの構成です。問題集ですのでそりゃそうですね。
ただ、この問題集ですが同じような問題が何度も出題されてくるので、実質繰り返し学習に繋げることができます。
理解力の向上という面でも優れているものとなっているでしょう。
法規はほぼ暗記げー!?
まず法規については、基本的に解いて覚えていくのかなっと思います。
アマチュア業務とは何か、第三級で扱える無線の範囲、免許状への記載事項や再交付時について等々…
1回目では解けなくても、完マルでは同様の問題が別ページに再度出題されていたりするので良い復習にはなります。
アマチュア無線局についての必要な事項や注意点など、そこまで難しく考えるようなものもなく難なく行けそうな気はしますね。
無線工学は理系分野の基本的な内容
無線工学では電気回路や論理回路、信号処理など無線に関する分野が出題されます。
理系であった私としては難しくは感じなかったのですが、ここを初めてみる方には何が何だか…っといった感じになるかもしれませんね。
完マルの難点として、解説が詳しく説明されていないという点があります。
電気回路や電磁気学の基礎など、理数系の勉強をしていないと解説見ても分からんのでは…っと思いました。
モールス信号
この三級の特徴としてモールス信号が出題されます。
モールス信号とは、電信などで用いられている可変長符号化された文字コードです。
短点(・)と長点(-)を組み合わせて文字を表現するのですが、これこそ完全に暗記する必要のある分野になります。
アルファベット&数字が範囲で出題されまして、まず数字は規則性があるので問題なし。
一方のアルファベットは、規則がバラバラですので覚えていく必要があります。
過去問で何度か解いていくうちに、いくつかの文字は理解できてきましたので、引き続き頑張って覚えているところです。
おわりに
今回は第三級アマチュア無線技士のテキスト「初級アマチュア無線予想問題集 完全丸暗記」を読んでみた所感について述べました。
本書籍は第三級および第四級のアマチュア無線技士に特化した内容となっています。
長くの間、受験者たちから支持されており、内容もかなり信頼できるものとなります。
これから受験を検討される方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。