毒物劇物取扱者試験を勉強しているので所感でも述べます!覚える毒物や劇物が多い…

現在、毒物劇物取扱者試験に向けて勉強中です。

この試験、中々覚えることが多くて難しいです。

特に毒物と劇物においては、性状やら保管方法、用途など覚える量が多くて、問題を解いていてもよく間違えてしまいます。

今回は毒物劇物取扱者試験の勉強しているときの話でもしようかと思います。

毒物劇物取扱者試験とは?

毒物劇物取扱者試験とは、毒物および劇物の取り扱いを正しく遂行できるか評価する試験です。

各都道府県ごとに開催されている試験になります。

まず毒物及び劇物取締法に基づき、毒物又は劇物を取り扱う場合には、国又は各都道府県の登録、許可、届出が必要です。

この試験に合格することで、毒物または劇物の取扱責任者として製造業、輸入業又は販売業で活動することができます(一部例外を除く)

試験の概要については以下の記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

ぽかぽか資格道

新たに毒物劇物取扱者試験に申し込みました! 化学系の資格はあまり持っていないのですが、仕事でこの検定について耳にする機会…



毒物劇物取扱者試験の勉強方法

テキストや問題集は以下のモノを用いています。


この試験、結構覚えることが多いので以下に問題を多くこなして、理解できていない箇所を把握して覚えていくか…が大きなカギとなりそうです。

実際、そこまで深く入り込んだものはなく、覚えることも限られていますので、テキスト内の内容で補完できるのは大きい。。。

このテキストや問題集も一通り解き終わり、今は2週目を行っているところです。

Youtubeやオリジナル問題集の掲載サイトも活用

毒物劇物取扱者試験はそれなりに有名な検定ともあり、様々な情報サイトがあります。

Youtubeでは「毒物劇物取扱者試験」と検索すれば問題形式の動画が掲載されていたり、実試験の問題となりうる過去問をまとめたホームページがあったりしますので、うまく活用しているところです。

テキストと問題集である程度知識を身に付けたと思いきや、案外抜けている箇所があったりするので助かりますね。

過去問題

また東京都保健医療局のページには、過去問が公開されています。

毒物劇物取扱者試験は都道府県ごとに出題傾向が異なるようですので、必ず解いて傾向は理解しておくべきでしょう。

私も一通り解いてみました…ある程度解けましたが、法規など基本的な内容で引っ掛かった処もあり、まだまだだなぁ…と実感しています。

勉強をしてみての所感

本検定の試験範囲ですが、大きく分かれて以下になります。

  • 毒物および劇物に関する法令
  • 基礎化学
  • 毒物および劇物の性質、および貯蔵
  • 毒物および劇物の識別、および取扱方法



毒物および劇物に関する法令

まずは法令、これはひたすら暗記です。

「保健衛生上」…とか聞きなれない言葉があって最初は戸惑いましたが、この試験の法令で多くの部分で使われていることもあり、すんなりと覚えることができました。

他にも毒物劇物取扱者の制限や、販売業や製造業の更新期限、都道府県知事への届け出など覚えることも多いですが、ここら辺はまだ問題ない感じです。

最初はボロボロでしたが、問題を解いて少しずつ理解を深めていきました。

これまでも無線関連の試験で電波法を覚える際に、ひたすら問題集をこなして覚えていった経験が生きていますね。

基礎化学

ここは元素記号から化学式、イオン化傾向、ボイル・シャルルの法則まで様々な内容が出題されます。

そこまで専門的な内容は多くなく、高校で学ぶ化学レベルの内容ではないかと思います。

私は理系だったので、高校も化学を勉強していたこともあり、記憶を取り戻してからのスタートだったのは比較的ラッキーだったかもしれません。

それでもほとんど忘れていてだいぶ苦戦はしましたが…

案外ここは汎用的な内容ともあり、解説サイトや動画など色々と充実していますので、うまく活用して知識を身に付けていくのが良いかと思います。

毒物および劇物の性質、および貯蔵

本検定の肝となる部分です。

覚えるべき特定毒物、毒物および劇物はなんと100種類以上!!

それらの性質や貯蔵、廃棄方法を覚えなくてはなりません。

ガチで最初は心折れそうになりましたね…なんせ化学系はほとんど学んでいなかったので初見な物質ばかりでしたし。

公式テキストを読んでも、1つ1つ丁寧に説明されているのですが全然頭の中に入らないという。

せいぜい、ニコチンや水銀とかは結構特殊だったので覚えられたぐらいです。

ここはテキストは流し読みで、さっさと問題集何度も解いて覚えていくのが良いです。

最初はボロボロでしたが、少しずつ特徴を捉えられるようになりました。
(カリウムとかナトリウムとか…)

毒物および劇物の識別、および取扱方法

そして上記の続きで、毒物の識別方法や取り扱いも出てきます。

しかも、ここは実地試験の範囲のため正答率6割以上が必須!!

徹底的にやらなくてはなりません。

炎色反応や沈殿の色、溶液の色など様々なパターンが出てきており、どれがどれだか正直難しい…

ここでも役に立つのは問題集です!
ひたすら覚えて間違えて、知識を埋め込んでいるところです。

ある程度覚えていくと、名前だけでパッと出てくるようになったので、少し前進かな?

おわりに

今回は毒物劇物取扱者試験の勉強をしている中で感じたことを述べました。

本試験合格のカギとなる100種類以上の毒物、劇物をどれだけ覚えられるかが大きいです。

テキストにはちゃんと説明されていますが、中々頭に定着しにくいものです。

問題を多く解いて、間違いながら少しずつ理解していくのが王道かと思いました。

そんな毒物劇物取扱者試験の日もそろそろ…

引き続き勉強を進めて、少しでも点を取れるよう知識を身に付けていきます。

関連リンク

毒物劇物取扱者試験|毒物・劇物のページ|東京都保健医療局