DS検定リテラシーレベルの公式テキストを読んでみた!データを扱うために必要な基礎知識が盛り込まれてます!

さてデータサイエンティスト (DS) 検定リテラシーレベルの公式テキストを読み始めています。

この公式テキストですが中々にボリュームが多く、読み切るのに時間がかかりました…。

しかし内容はリテラシーレベルということで、そんなに難しくはなかった印象がします。

今回はこの公式テキストを読んでみた所感について述べてまいります。



DS検定リテラシーレベルとは

DS検定リテラシーレベルは、一般社団法人 データサイエンティスト協会が開催している検定です。

アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル:★)と、数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。

データサイエンティストとしての基本的な知識を有しているかを問われる試験です。

試験概要についてまとめた記事は以下に公開していますのでそちらをご覧ください。


ぽかぽか資格道

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルの申し込みが始まっていました。 以前から挑戦してみたい資格だったも…


DS検定リテラシーレベルの公式テキスト

今回の検定の勉強をするにあたり使用しているテキストは以下です。

公式リファレンスブックになります。

DS検定リテラシーレベルの公式ホームページにも参考書籍として紹介されています。

この検定の合格を目指している人であれば、読んでおくべき1冊かもしれません。

公式テキストを読んでみた!

まず、こちらの書籍ですが300ページ越えでかなりのボリュームがあります。

本検定で求められる3つのスキル、「データサイエンス力」、「データエンジニアリング力」、「ビジネス力」でそれぞれ構成ごとに分かれており、各々の章で重要となるキーワードの説明がされています。

データサイエンス力では、数学、統計学や情報工学の基礎的な内容となっており、個人的に1番簡単な内容でした。

数学(ベクトル、行列、微積)や統計学(分散、相関関係、ベイズの定理など)が出てくるのですが、これまで勉強してきたので良い復習となります。大半が知っている内容でしたので、確実に取っていきたいところです。

データエンジニアリング力は、データサイエンスで学んだことを使えるように運用することを主としています。

データベースやシステム運用、データ加工に分析に関する説明がされるのですが、個人的にここ結構難しかったです。情報処理系の勉強をしてきた人であれば簡単な方だと思います…

私も基本情報技術者試験は数年前に取っているため、「懐かしいけど、ほとんど覚えてない!」っといったような状況となっていますので、早めに過去問解くなどして理解を深めてまいります。

ビジネス力では、課題背景を理解したうえでビジネス課題を整理し解決する力を求められます。

データを集めて分析するにあたり、「なぜそれをするのか?」といった問題の考え方であったり、実際に運用するにあたり注意すべき点などが述べられています。

特に近年ではAIを導入する企業が増えてきていますが、そのAI導入にあたって考慮すべきことなんかも盛り込んでいました。G検定などで学んだことでしたので、復習するかたちになります。

過去に勉強した内容の再復習!?

この検定、かなり試験範囲が広いですが、データサイエンティストの基礎的な内容ばかりでしたので、これまで学んできた勉強がかなり活かせそうです。

  • 統計検定
  • G検定
  • マーケティング検定
  • 基本情報技術者試験



あたりの試験範囲と重複している内容が見られましたので、何が何だか…っといったことが無いのは幸いでした。

おそらく、ここら辺の検定をガッツリ勉強されている方であれば、すぐに問題集も問題なく解けると思われます。

おわりに

今回はDS検定リテラシーレベルの公式テキストを読んでみた所感について述べました。

DS検定リテラシーレベルは、データサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力に分かれており、データサイエンティストとしての基礎能力を評価されます。

数学、統計学、情報工学の基礎的な内容ですので、これらが得意な人であれば合格は容易かも?

気になった方はぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

関連リンク

トップ|一般社団法人データサイエンティスト協会 (datascientist.or.jp)