生成AIパスポートの試験が近づいており、勉強を進めています。
AI自体は過去の資格試験でも勉強してきたので、それなりに知識がある前提で対策を行うことができました。
そんな中、テキストを一通り読んでみましたので、読んでみた所感でも述べていきます。
生成AIパスポートとは?
生成AIパスポートは一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)によって開催されている民間資格です。
生成ユーザのための、AI初心者のための生成AIリスクを予防するために設けられた資格試験です。
試験概要については以下記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
新たに生成AIパスポートに申し込みました! 以前から気になっていたこの検定。生成AIの内容に特化しているようで、せっかく…
生成AIパスポートの公式テキスト
生成AIパスポートの試験勉強には、以下のテキストを活用しています。
目次は以下の通りです。
- AIの概要
- 生成AI誕生と現在までの系譜
- 現在の生成AIの動向
- インターネットリテラシーと権利関係
- AIに関する基本理念・社会原則・ガイドライン
- テキスト生成AIに関するプロンプト
- 生成AIパスポート試験模擬問題
もはや生成AIの教科書と言っても良いぐらい十分な情報がまとめられています。
公式テキストを読んでみた所感
テキストは約250ページですので、読み切るのに時間はかかりませんでした。
G検定など過去の資格試験でも出てきた内容が多く、懐かしい感じにもなりましたね。
ただし生成AIについて初めて学ぶ場合ですと、AIの歴史にて様々な登場人物や年号が出てきますので、それを覚えるのに苦労する可能性があります。。。
逆にそこを覚えてしまえば、G検定の対策が少し楽になるかも?
生成AI活用の教科書
本書はAIの歴史から、最新の生成AI事情まで幅広く網羅しています。
そういった意味でも、“生成AIとは何か?” を勉強するには打ってつけの書籍かなっと思います。
元々は生成AIユーザとして最低限知っておくべきことを取り纏めたような検定ですから、その公式テキストも十分な情報がまとまっていますね。
これから生成AIについて学ぼうとしている方は、本書を活用しつつ生成AIパスポートを受けてみるのも良いと考えます。
過去の資格試験と類似
先にも書いたG検定や、ITパスポート試験、ビジネス著作権検定あたりと似たような内容が見られました。
G検定は本書全般で触れていましたし、AIの学習方法・生成AI活用はITパスポート試験、特許権や著作権などの知財に関する話は著作権検定…
これまで学んできた内容が結構ありましたので、苦戦せずに読み進めていくことができました。
模擬問題を解いてみた結果
最終章は模擬問題があります。
問題数は60問と実試験と同じです。
解いてみた結果、43 / 60点でしたが、この検定の合否判定は不明…
このまま受けても危険な感じがしますので、しっかりと間違えた箇所は復習します。
ChatGPTの変遷、AIガイドラインのAI利活用原則、LM・LLMや自然言語処理あたりが間違えが多く、理解できていないことを実感しました…試験本番までに対策しておかなきゃ!
おわりに
今回は生成AIパスポートのテキストを読んでみた所感について述べました。
生成AIパスポートは、ユーザが安全に生成AIを扱えるよう必要な知識を有しているか評価する検定です。
その検定対策用のテキストも読みやすく、今後の生成AI活用について必要なことを理解することができるのではないかと考えます。
生成AIパスポートの試験日も近づいてきました。
引き続き理解しきれていない箇所を対策し、本番に臨んでまいります。