GX検定の試験日が近づいてきたということで、徐々に勉強を始めております。
今回はGX入門講座を一通り受けてきましたので、その話でもいたします。
この講座が一番合格に近い勉強法になるのではないでしょうか。
GX検定ベーシックとは?
GX検定ベーシックは環境省認定制度『脱炭素アドバイザー ベーシック』認定のGX入門レベルの検定です。
脱炭素社会の共通リテラシーとして、全てのビジネスパーソンが身につけておくべきカーボンニュートラルの基礎知識を体系化した内容となっております。
GXに関する国内外の動向、主要な政策・技術を説明でき、脱炭素経営・排出量削減に関する企業の現状を正しく理解できるレベルを問われます。
試験概要などにつきましては以下の記事にまとめております。
GX検定ベーシックの入門講座って?
GX検定ベーシックの対策法といたしまして、参考書籍とGX入門講座による勉強方法があります。
参考書籍につきましては、前回の記事で紹介しましたのでそちらをご参照ください。
今月はGX検定がありますので、こちらの勉強を進めております。 本検定には公式テキストというものがなく、試験を受けるなら読…
GX入門講座は、GX検定のシラバスに沿って動画形式で解説してもらえるものとなります。
GX入門講座ってどんな感じ?
基本的にGX検定のシラバスに沿った流れの動画となっております。
- 脱炭素化の背景
- 脱炭素化に向けた動き
- 世界の動向
- 日本政府の動向
- 企業の取り組み
- 脱炭素の技術
この流れに沿って動画の説明が行われます。
重要となるキーワードを用いながら、それが何なのかについて詳しく解説してくれます。
例えば、「2. 脱炭素化に向けた動き」では、以下のチャートに分かれております。
- SDGs
- ESD投資
- 気候変動に関連した情報開示・TCFD・CDP・SBT・RE100
- 炭素税・排出量取引制度・クレジット制度
- 再エネ賦課金・炭素国境調整メカニズム・インターナル・カーボンプライシング
- 需要の電化
- 電源の脱炭素化・非電力の脱炭素化
と分かれており、それぞれ約5~10分ぐらいの動画構成となっております。
シラバスに沿った内容となっておりますし、GX検定ベーシックの対策としては一番効率的な方法となるでしょう。
GX入門講座は受けておいた方がよい!しかし…
動画も全て合わせると約4時間ほどの内容ですので、だいたい1週間毎日見ていれば終わるボリュームとなります。
また確認テストというものもあり、自分が理解できていない箇所が分かりますので復習にも使えます。
公式テキストや問題集がないGX検定ですので、この検定の受験を検討している人は、このGX入門講座を受けておくことを推奨します。
しかし、このGX入門講座、11,000円(税込)します。
検定の受験料と合わせると、16,500円(税込)しますね。
脱炭素など既に勉強されている方は、参考書籍を読んでいきなり受験もありです。
おわりに
今回は、GX検定の対策法となるGX入門講座を受けてみた所感について述べました。
GX入門講座はGX検定のシラバスに沿って、動画の講義をしていただけるものです。
GX検定を受験する人は本講座も受けておくことを推奨します。