IoT検定ユーザー試験パワーユーザー向けの問題集を解いています。
勉強あるあるですが…公式テキストを読んでいると分かった気になっても、いざ問題を解いてみるとなると案外理解できていないことが分かりますね。
選択式といえど、普通にややこしい選択肢があって引っ掛かりました。
今回はIoT検定ユーザー試験の問題集を解いてみた所感でも書こうかと思います。
はじめに
IoT検定ユーザー試験はIoT検定制度委員会という、複数の業界団体・企業・有識者からなる団体によって開催されています。
IoTに関わる知識やスキルを可視化して、より一層IoTを普及させることを目的とした検定となっております。
IoT検定ユーザー試験の試験概要につきましては、以下の記事をご覧ください。
新たにIoT検定に申し込みました。 仕事でIoTという単語を聴く機会が多々あり、一体どんなものなのか理解力を深めてみたい…
問題集を解いてみて
こちらの試験を受けるにあたり、以下の問題集を使用しました。
問題を解いて実力をチェック IoTの問題集 (出版:日経BP)
公式テキストを読んだら解いておきたい!
こちらの問題集を一通り解いてみて分かりましたが、実際にIoT検定を受ける前にはこちらを解いておくことを推奨いたします。
- 自身の理解度チェックを確認できる
- 実際に検定を受けるときの出題形式が想定できる
- IoTについての理解がより深まる
他に問題集を活用されているのであれば、それでも問題ないかと思います。
しかし、こちらはIoT検定の公式問題集ですので、おそらくはこれに近い内容が出題されるのかな…と考えております。
ちなみに、私が一通り解いてみた中で、とくに正答率が悪かったのが…
産業システムと標準化、デバイス、IoTプラットフォーム
でした。
逆にネットワークや法律などは、製品の特長として述べられていることも多かったため、最初から理解しており比較的簡単な部類でした。
引っ掛け問題に注意!
試験あるあるですが選択肢の中から「不正解のもの選びなさい」や「回答を複数選びなさい」系は出題されます。
ぱっと見、ちゃんと問題文を読まないと勘違いしてしまうものがありますね。
ですが全て選択肢の問題ですので、選択内容を読んでみると、「複数正解あるんじゃね?あ、不正解ものを探す問題か!」といったものがありますので、あとから問題の内容に気付くこともあるという…。
これは問題集を解いた話ですので、実際がどういう形式で出題されるのかは不明です。
全体の出来は果たして・・・
全体的に各分野正答率はバラバラでした…
全体的に正答率は7, 8 割ぐらいで、戦略とマネジメントが9割近くまで取れています。
上であげた不得意分野がだいたい5割切るぐらいといった感じです。
なお、こちらの検定は合否が出るものではなく、点数によってグレードが出てくるものとなっております。
一番下のグレードCが正答率66%以上なので、そこには達することはできるのかな…と思いますが、せっかく受けますので正答率76%のグレードB以上を目指していきたいとこです。
合格基準などの試験の概要については、すでに記事にしておりますのでそちらをご参照ください。
おわりに
今回はIoT検定ユーザー試験の問題を解いてみた所感について述べました。
IoT検定の受験を検討している人はもちろん、実際にIoT機器を使用している人や開発などの業務に携わっている人には必要な情報が詰まった内容となっております。
ぜひ、気になる人は受けてみてはいかがでしょうか。