新たにIoT検定に申し込みました。
仕事でIoTという単語を聴く機会が多々あり、一体どんなものなのか理解力を深めてみたいと思っておりました。
今回、やっと勉強できる機会がようやく確保できそうなので申し込みをいたしました。
まずは試験を受けるにあたり、概要や対策など調べてまいりましたのでご説明いたします。
はじめに:IoT検定とは
IoT検定はIoT検定制度委員会という、複数の業界団体・企業・有識者からなる団体によって開催されています。
昨今IoTが普及している中、IoTはモノをインターネットにつなげるだけではなく、収集したデータを分析し、将来を予測することで、社会や家庭のあらゆるシステムを自動的に効率よくするところにあります。
そのためIoTを使ったサービスを企画する場合、デバイス・ネットワーク・データ分析・セキュリティなどの包括的な知識が必要です。
IoT検定準備委員会は、複数の業界団体・企業・有識者で構成され、IoTに関わる知識やスキルを可視化して、より一層IoTを普及させることを目的として、IoT検定が開始しました。
IoT検定の区分
2023年8月現在、IoT検定には以下の区分があります。
- IoT検定ユーザー試験 パワー・ユーザー
- IoT検定レベル1試験 プロフェッショナル・コーディネータ
- IoT検定レベル2試験 プロフェッショナル・エンジニア (準備中)
- IoT検定レベル3試験 プロフェッショナル・アーキテクト(準備中)
基本的な知識を求められるユーザ向け試験と、実装およびIoTシステムの企画に携われようなプロフェッショナルの試験に分かれています。
なお、まだレベル2とレベル3の試験は準備中のようで、現在開催されているのは、パワーユーザとレベル1の2つです。
今回、私が受けるのはパワーユーザーになります。
IoT検定ユーザー試験 パワーユーザーの試験概要
続いて試験概要は以下の通りです。
受験資格 | なし |
出題形式 | 三肢択一 |
問題数 | 48問(8分野*6問) |
評価基準 | グレード制 ・グレードA=正答率86〜100% ・グレードB=正答率76〜85% ・グレードC=正答率66〜75% (グレードなし) |
試験方式 | CBT方式 |
こちらの試験ですが、合格・不合格というものはなく、評価のグレード制となるようです。
出題範囲も、産業システムの標準化、無線通信の法律からIoTデバイス、ネットワーク、セキュリティまで非常に幅広い内容で出題されます。
どれか1つか2つぐらいの得意分野はあっても、全てを得意としている人は中々いないのではないでしょうか。
勉強方法および対策
公式テキストと問題集が出ていますので、それを活用するのが良いかと思います。
IoT検定のホームページにも紹介されていたものを購入して対策する予定です。
おわりに
今回はIoT検定ユーザー試験 パワーユーザーについてご紹介しました。
できればグレードA、最低でもBあたりを目標にして取り組みたいです。
試験は1ヶ月後ですので、毎日コツコツ進めて参ります。