IoT検定ユーザー試験パワーユーザー向けの公式テキストを一通り読み終えました。
内容は一通り読みましたが、これは過去問を受けて理解できているか確認しなくては・・・。
聞きなれない専門用語が多く、結構覚えることが多くて大変でした。
今回は読んでみた所感について書いていきます。
はじめに
IoT検定ユーザー試験はIoT検定制度委員会という、複数の業界団体・企業・有識者からなる団体によって開催されています。
IoTに関わる知識やスキルを可視化して、より一層IoTを普及させることを目的とした検定となっております。
IoT検定ユーザー試験の試験概要につきましては、以下の記事をご覧ください。
新たにIoT検定に申し込みました。 仕事でIoTという単語を聴く機会が多々あり、一体どんなものなのか理解力を深めてみたい…
公式テキストを読んでみて
さて、IoT検定の公式テキストは以下になります。
IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書 (出版社 : 日経BP )
結構分厚い本でしたが、そこまで難しいことは書いておらず、スラスラと読めてしまいました。
教科書というタイトル通り、IoTで重要となる用語について説明されていましたね。
IoT検定の対象者
本検定の試験内容ですが、IoT技術に関することはもちろん、他にもマーケティング、法務など幅広い分野が入っています。
というのも、本書によると、IoT検定はエンジニアのための試験ではなく、企画、マーケティングなどでIoTビジネス全般に関わる人全員に向けた資格とのこと。
著者はIoT関連のビジネスコンサルティングをされており、様々な企業とお話しする機会があるようです。
著者が特に気にされているのが、会社でIoT分野のビジネス企画を起ち上げようとしても、企画やマーケティングをできる人が全然おらず、苦労している企業が多いとのこと。
そういった問題を解決するため、IoTビジネスを携わるのに必要な知識を包括したのが本検定となります。
本書の構成
- 戦略とマネジメント
- 産業システム
- 法律
- ネットワーク
- デバイス
- プラットフォーム
- データ分析
- セキュリティ
マーケティング、法律・法務、技術系の内容が一通りそろっております。
一部得意な分野はあるだろうけど、全てを網羅している人は中々いないのではないでしょうか。
私も戦略とマネジメント、産業システム、ネットワーク、デバイス、セキュリティあたりは知っている用語が多くて助かりましたが、あとは要復習です。
内容は専門用語に関する解説
基本的にはIoTに関する専門用語が主語になって、ひたすら解説していくというスタイルの内容でした。
- イノベーションのジレンマとは・・・
- LPWAは・・・
- 分散処理は・・・
書籍の名前が「教科書」ってついている通り、学生時代によく読んだ教科書っぽい構成です。
IoTを活用するうえでは、重要な用語がびっしり解説されております。
人によっては、頭に入りにくい内容かもしれません。
よく分からなかった用語についてはYoutubeで検索すれば、だいたい解説動画が引っ掛かるのでそれ見て勉強するのが良いかと思います。
おわりに
今回はIoT検定ユーザー試験パワーユーザーの公式テキストを読んでみた所感について述べました。
IoT関連のビジネスに必要となる専門用語が紹介されている内容でした。
試験は10月の半ばに受ける予定です。
今後は問題集を解いていき、内容の理解を深めてまいります。