マーケティング検定3級に合格しました!

先日、マーケティング検定3級を受けてきましたが無事合格をしました!

やはりテキストや問題集のAmazonレビュー通りです。

あの問題集だけ徹底的にやっても合格は無理でした。
テキストをよく理解しておいてよかったです。

さて、試験を受けた感触について今回は解説してまいります。


マーケティング検定3級の試験結果

テスト結果

総合スコア:73.3/100 %(合格基準は7割以上)

  • 基本概念・市場環境:40 %
  • 戦略的マーケティング・リサーチ:80%
  • 消費者行動・コミュニケーション戦略:40%
  • 製品・価格戦略:100%
  • チャネル戦略:100%
  • サービスマーケティング:80%


かなりギリギリの合格でした。あと1問でも落としていたらダメでしたね。

苦手意識のあった価格戦略やチャネル戦略は徹底的にやりましたが全問正解していたようです。

しかし、知識があると豪語していた基本概念や市場戦略の点数が低かった・・・
結構なひっかけ問題が多々あったんですよね。


受けてみた所感

勉強している人

実際に受けてみた所感

実際に受けてみた所感ですが、本ブログを見て受けようと考えている皆様にお伝えしておきます。

なお、CBT試験ともあり問題は持ち帰ることができませんでした。

問題集はあくまで参考程度

問題集からそのまま出題された問題はありませんでした。

ただ、どういう形式・内容なのかは参考になります。基本的に4問選択式でした。

それよりも公式テキストを何度も読んで、用語はもちろんその具体的な意味まで抑えておく必要があります。


例えば、プロダクト・ポート・フォリオでは、4象限のマトリクスに分けられます。

さて問題です。

金のなる木で得た利益は、4象限のうちどこへ投資するのがセオリーでしょう?


答えは問題児です。花形へと育成します。
これは、実際に受けて出てきた問題です。このように、4象限の名前を覚えるだけでなく、その役割まで把握しておく必要があります。

用語に惑わされるな!

わざわざ用語や表現を変えて来るのが紛らわしかったです。


例えば、イノベーター理論についての問題も出たのですが、アーリーアダプターを初期採用者、アーリーマジョリティを前期追随者、レイトマジョリティを後期追随者と書いて出題してきました。


ここでは、アーリーアダプターからラガードまでの特徴に関する基本的な問題でしたので、比較的楽な内容でしたが、前期追随者をアーリーアダプターと勘違いしてしまう人もいるかもしれません。


ちなみに、その出題では誤っているものを見つけるという内容でして、前期追従者はオピニオンリーダーとしての地位…云々書いていたのでこれが誤りでした。


上記の通り、前期追随者をアーリーアダプターと勘違いしてしまうと、正しいと勘違いして落としてしまうかもしれませんね💦

巧妙な引っ掛け問題

基本的に出題される内容は文章形式です。

それに対して、〇×問題や、説明が誤っているものを探せだのを回答するのですが、危うくミスしてしまいそうな問題もちらほら出てきました。

例えば、コトラーの競争地位には4類型(リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー)があるのは、マーケティングを学んでいる人はご存じかと思います。

さて、その中のフォロワーの戦略について、誤りがあるのですが何が違うと思いますか?

フォロワーはリーダーの模倣をする。その中で製品に差別化をして、低価格で売る戦略を経てていく。


「模倣」と聞いて正しいかなと思うように感じますが、差別化して市場を取っていくのは基本的にチャレンジャーです。

ちなみに、そのほかの3類については正しい表現でした。

フォロワーは基本的に模倣ですね。差別化をしていくのはチャレンジャーです。

なんかそれっぽい内容なので正しいように見えてしまいますが、このように分かりにくい引っ掛け問題が多々ありました。

今後について

マーケティング検定2級に向けて勉強いたします。

同様に、似たようなマーケティング関連の検定もあれば手を出してみようかなと思ったり。

仕事でもマーケティングに携わっておりますので、マーケティングの勉強は引き続き行ってまいります。

終わりに

今回は、マーケティング検定3級についてご紹介いたしました。

マーケティング検定を学ぶと以下が身につきます。

  • マーケティングの基礎を習得することができる
  • 習得した戦略を自社製品に置き換えてみることで新たな気づきが出てくる
  • 業務において、確固たるセオリーでアウトプットすることができる


ぜひ、この機会にマーケティング検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。