統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)に申し込みました。
統計学の実活用が試される検定とのことで、興味がありましたので申し込みました。
受験するにあたり、試験概要を調べましたのでご紹介いたします。
統計検定 データサイエンス基礎とは?
一般財団法人 統計質保証推進協会が運用・開催している検定です。
データサイエンス基礎試験は、データサイエンスとその応用分野を専門とする大学教員と専門実務家が活用力を重視した問題を開発した試験です。
AI・デジタル社会の共通スキル「データサイエンス基礎」力を評価し、認証するための検定試験となります。
CBT試験であることを活用し、具体的なデータセットをコンピュータ上に提示して、分析目的に応じて、解析手法を選択し、表計算ソフトExcelによるデータの前処理から解析の実践、出力から必要な情報を適切に読み取り、当初の問題の解決のための解釈を行う一連の能力を「データサイエンス基礎」として評価・認証します。
※ 統計検定 データサイエンス基礎のホームページより引用
統計検定 データサイエンス基礎の試験概要
試験概要は以下の通りです。
試験内容
データマネジメント(層別・水準化・変数変換)
データセットマネジメント(欠測値、外れ値処理、データセットの結合や構造化、抽出)
質的データの分析、量的データの分析、
記述統計的手法、推測統計的手法、
クロス集計分析、相関・回帰分析等
受験資格 | なし |
出題形式 | 多肢選択や数値・文字入力 |
問題数 | 大問8題(大問1題当たり小問5問程度) 合計小問45問程度 (時間:90分) |
合格 | 100点満点中60点以上 |
試験方式 | 試験会場からのCBT受験 |
試験範囲は統計検定2級および3級の範囲といったところでしょうか。
合格は正答率6割以上と比較的低いですが、統計検定の問題は普通に難しいので油断はできません。
約45問を90分となると、あまり悠長に解いている暇もなさそうですね。
勉強方法・対策
公式テキストがありますので、こちらを購入しました。
見た感じ、統計検定2級と3級を理解できていれば、内容自体は理解できるものかと思います。
ただし、こちらは実践を応用としており、Excel統計での出題が多く出てきます。
数式による解き方などは分かっても、Excelの関数などを理解していないと厳しいかもしれませんね。
自身でもExcelを用いて理解しながら進めていこうと思います。
おわりに
今回は統計検定 データサイエンス基礎に申し込んだ話をしました。
Excelを用いて、データ分析および解析手法の理解力を評価されるものとなっており、実践に近い検定なのではないかと思います。
データを扱うような業務に携わっている方は、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。
関連リンク
統計検定 データサイエンス基礎|統計検定:Japan Statistical Society Certificate (toukei-kentei.jp)