統計検定 データサイエンス基礎の公式テキストを読んでみて!

統計検定 データサイエンス基礎の勉強を始めています。

先日、公式テキストを購入してから読み始めているのですが、Excelを活用した説明が多いです。

早速読んでみた所感について述べたいとおもいます。

統計検定 データサイエンス基礎とは?

一般財団法人 統計質保証推進協会が運用・開催している検定です。

本検定は、データサイエンスとその応用分野を専門とする大学教員と専門実務家が活用力を重視した問題を開発した試験です。

AI・デジタル社会の共通スキル「データサイエンス基礎」力を評価し、認証するための検定試験となります。

統計検定 データサイエンス基礎の試験概要については、以下記事にまとめているので、そちらをご参照ください。

ぽかぽか資格道

統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)に申し込みました。 統計学の実活用が試される検定とのことで、興味がありましたの…


統計検定 データサイエンス基礎の公式テキスト

統計検定データサイエンス基礎対応 データアナリティクス基礎
(出版社:日本能率協会マネジメントセンター)

統計検定 データサイエンス基礎の出題範囲に対応したテキストです。

統計のテキストとしての内容以外にも、問題に使用するデータセットがダウンロードでき、Excelでの処理の仕方や、その手順を動画で確認できるQRコードなど、試験での解答能力とともに実践できるデータアナリティクス能力が身につく内容になっています。

読んでみた所感

基本的に統計学の理論を説明しつつ、Excelの関数を活用して説明するといった内容になります。

理論系の内容は読めばわかるのですが、Excelを使用して導くための具体的な解法は、書籍だけ読んでいても何が何だかさっぱり…

実際に自分で手を動かさないと分からないと思いました。実践がメインですので当たり前ですね。

また、QRコードを使って、Excelの手順を動画で見るのですが…これが中々に使いにくいといったところです。

1回5分前後の動画が見れるのですが、項目ごとにQRを読み込む必要がありますので少し大変です。

どこかに動画をまとめて置いてくれると楽なんですけどね。

当たり前ですが、Excelの使用方法が分からないとまず厳しいです。

基本的な四則演算だけでなく、相関係数、標準誤差、正規分布の計算などで色んな関数が出てきます。

私もその関数を覚えているところです。

統計検定2級レベルの知識が必須!?

内容は統計検定2級で出てくるような内容が多かったです。

確率・確率分布、仮設検定、統計的な推測などの単元が出てきます。

個人的には先に統計検定2級を学んでおいてもよさそうに思います。ここの知識があると、内容は理解できますので、比較的勉強が進みやすくなります。

逆に言えば、このデータサイエンス基礎の内容を理解できれば、統計検定2級も難しくないのかなっと思ったり。


まさか最初の方からχ2 検定に出くわすとは思わなかったです。

確かに2×2の表データはよく見ますので、扱いやすい内容ではありますね。

おわりに

今回は統計検定 データサイエンス基礎の公式テキストを読んだ所感について述べました。

統計学の基本知識の解説から、実際の出題形式に合わせたExcelを用いた解き方まで解説されています。

知識も統計検定2級レベルの内容が盛り込まれておりますので、統計学の初学者が挑戦するには難しい内容となっています。

統計学の理論および応用について学べる、統計検定 データサイエンス基礎について、気になった方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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