統計検定3級を受験します。
近年、データサイエンス関連の知識が求められている中で、統計を読み解く重要性はさらに増していると考えられます。
そういった中でも、単に本を読んで理解するだけでなく、資格勉強でアウトプットする機会を作るのも良いのではないでしょうか。
私は統計に関する知識はほぼ皆無でしたが、先日統計調査士を受験したことで基本的なグラフの読み方については理解しました。
しかし、さらに統計学に関する知識を深めるため、まずは基礎レベルである3級から受験し、より基礎を固めていこうと考えております。
今回は統計検定3級について調べてみましたので解説していきます。
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統計検定とは?
一般財団法人 統計質保証推進協会によって開催されている検定です。
その名の通り、統計学に関する知識や活用力を評価する検定試験です。
AIやビッグデータ解析が発達している昨今、データに基づいて客観的に判断する能力は日々求められております。
その中でも統計を扱える知識・能力は今後も求められていくのではないでしょうか。
今回の3級は以下のレベルとなっております。
大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認証する。
(1)基本的な用語や概念の定義を問う問題(統計リテラシー)
(2)不確実な事象の理解、2つ以上の用語や概念の関連性を問う問題(統計的推論)
続きまして、試験概要について説明いたします。
統計検定3級の試験概要
統計検定3級
試験概要
試験概要は以下の通りです。
受験資格 | 特になし |
出題形式 | 4~5肢選択問題 |
問題数 | 30問(60分) |
合格基準 | 正答率 6.5割以上 |
試験方式 | CBT方式 |
統計検定は1級以外は全てCBT方式の受験となっています。
正答率が6.5割とのことですので、30問中20問正解する必要があるのでしょう。
出題範囲
ざっくり出題範囲も確認いたしましたが、
データの種類、標本調査、データの散らばり、確率など、統計学の基本となる内容が出題されるようです。
特にデータの種類である、質的変数や量的変数・様々な尺度や、箱ひげ図や四分位範囲といったデータの散らばり具合は、すでに統計調査士でも出題されていたので、よい復習となりそうです。
おわりに
今回は統計検定3級にの概要について記載しました。
3級は大学で学ぶ基礎統計学の知識クラスの内容が出題されます。
こちらは7月ごろに受験する予定です。
統計調査士はすでに持っていますが、本番までに再度復習し、万全の状態で挑んでまいります。
関連リンク
統計検定:Japan Statistical Society Certificate (toukei-kentei.jp)