現在、統計検定3級の勉強を始めております。
公式テキストを読み終わり、すでに過去問を解き始めているのですが、案外難しくなかったり?
今回はそんな統計検定3級の内容を勉強してみて感じたことを記載いたします。
はじめに
一般財団法人 統計質保証推進協会によって開催されている検定です。
その名の通り、統計学に関する知識や活用力を評価する検定試験です。
試験の概要につきましては、以下の記事を参照ください。
公式テキストを読んでみて
さて、書籍は以下のモノを読んでいます。
「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析」
質的変数・量的変数や確率、標準偏差や分散など、統計学の初期で学ぶ内容が盛り込まれています。
1から統計学を学ぶ人にはちょうど良いレベルだと感じました。
問題は全て選択式!
過去問も解き始めていますが、問題は全て選択式です。
しかし、式を書いて計算をする必要がないから簡単だと思ったら大間違いです。
答えが4択または5択になっているとはいえ、ちゃんと計算して解かなければならない問題が多いですしね。
「値を求めよ」系の、計算を求められる問題では最悪勘で頼ることもできますが…5択なので正解する可能性はほぼ厳しいかと思います。
合格も100点中65点以上ですが…問題数は約30問しかないので、下手に勘に頼りすぎると合格が厳しくなるかもしれません。
内容は高校数学の基礎レベル
問題も解いてみましたが、そんな難しい内容ではありませんでした。
確率とか、解き方を理解していれば問題ないですしね。
重箱の隅をつつくような、変な問題は見当たりませんでしたので、きちんと基礎を理解していれば難なく解けるかと思います。
ただし、標本調査、仮設検定、正規分布などなど、統計学特有の内容も含まれておりますので、単に高校数学でデータ図の読み取り、確率をガッツリ勉強していたからと言って油断することはできません。
おわりに
今回は統計検定3級の公式テキストを読んでみた所感について述べました。
3級は統計学の比較的基本的な内容が多く、統計を1から学ぶ人には良い内容だと思います。
そんな統計検定ですが試験は8月の半ばです。
本番までに一通り理解できるよう万全の準備をしておきます。