統計調査士は統計に関する知識や活用力を評価する試験です。
統計関係の試験というのはいろいろとありますが、この検定は社会人に求められる公的統計の理解とその活用力ができているかを求められます。
私は会社で販売推進、マーケティング業務に携わっているのですが、売り上げ推移や顧客意見などを取りまとめており、そこでも統計に携わっています。
とはいえ、統計に関しては推移を見て、適当に判断していることも多くあまり強いとは言えなかったので、勉強をする上でこの資格試験を受けてみようと思います。
まずは統計調査士について調べてみましたので解説していきます。
統計調査士とは?
統計調査士とは?
一般財団法人 統計質保証推進協会によって開催されている検定です。
公的統計に関する基本的な知識を正確に認識し、公的統計を適切に利用する能力を評価されます。
統計の役割や公的な統計の仕組みが理解できるうえに、主要な統計データを理活用できるようになります。
ビジネスにおいても統計が扱えるということで、一目置かれること間違いなしですね。
試験概要
試験の詳細は以下の通りです。
受験資格 | 特になし |
出題形式 | 4~5肢選択問題(マークシート) |
問題数 | 30問 |
合格基準 | 正答率 7割以上 |
試験方式 | 2022年よりCBT方式に移行 |
問題数は30問と少なめですので、1問落とすだけで結果に響きます。
試験範囲は広くないので、試験を挑むまでには全体をカバーしておくべきでしょう。
試験範囲
- 統計の基礎
- 統計の役割
- 統計法規
- 統計調査の実際
- 統計と統計調査の基本的知識
- 公的統計の見方と利用
統計検定3級の合格レベルに加えて、公的統計について理解できているかを求められます。
勉強方法・対策
統計調査士の勉強方法
統計調査士の内容を網羅したテキストと問題集があります。
それらを使って勉強していくのが一番近い対策方法になりそうです。
公式テキストを何度も読みながら、問題集の内容を全て解けるようにしておきます。
おわりに
統計調査士は、社会人に求められる公的統計の理解とその活用力を求められる検定です。
統計は仕事において合理的に意思決定をするために欠かせないものとなります。
また学術においても利用されており、統計は情報インフラとして欠かせないものになっています。
つまり、統計が読めれば周りより一歩先に進めるチャンスも・・・!
まずは合格に向けて頑張ってまいります。