本日、統計調査士の試験を受けてきました!
結果は合格です♪
前半が手厳しい問題が出題されたので、一瞬焦りましたが中盤からの統計調査員に関する内容や、最後の計算問題は対策済みでしたので、そこで巻き返して得点を稼げました。
今回は、統計調査士を受験した結果について説明してまいります。
なお、統計調査士については、すでに記事を出しておりますのでそちらをご参照ください。
試験会場
受験会場はオデッセイ テスティングセンター有楽町店です。
ここでは統計検定以外にもMOSやPython認定者などのコンピュータ関連の資格も受け付けているようで、たくさんの受験者がおりました。
受付を済ませた後、コインロッカーに全て荷物を預けて時間まで待機です。
スマートフォン、テキスト、問題集など全て預けており、手元には受験のしおりと電卓のみ。
とりあえず、壁紙の広告を読んで時間をつぶしていました。
そうしているうちに時間となり、PCのある座席まで案内されます。
試験問題
統計調査士は30問あり、大きく3題に分かれて出題されます。
統計の基本
統計法や、統計の意義に関する内容です。
ここは暗記するしかありませんので、正直一番難しい内容でした。
統計の社会に果たす役割とか、選択で出題されるのですが、ぱっと見はどれも正しそうに見える内容があったり・・・よく読むと、おかしい文章があったりするんですけどね。
統計法の一部が空欄付きで出題されて、その空欄を埋めるのとかほぼ勘でしたし・・・。
2つか3つは明らかおかしいのは分かるんです。残り2択のどちらが正しいのかが分からずでした。
それでも、過去問を何度も解いておいたお陰で、ある程度の基本は把握していたので、そこそこ取ることはできました。
せめて、過去問にでた内容だけは抑えておきました。
公的統計調査の実際
統計調査の基本知識や統計調査員の役割や業務に関する内容です。
ここはかなりのボーナスポイントです。
統計調査の内容ってほぼ決まっているので、それさえ把握しておけば問題ありませんし、業務の注意事項なども覚えることが多くあるわけではないので、覚えることは多くありません。
統計調査員の業務とか常識レベルの問題です。
対象者が知り合いだといって、調査員が勝手に自分で記入してはいけません!
公的統計の見方と利用
統計データを読みとる問題が多い内容です。
実はここもかなりのボーナスポイントです。
表を読むだけですんなり回答できる常識クイズもありますし、計算問題も決して難しくはありません。
質的変数・量的変数、度数分布、ヒストグラム、ローレンツ曲線とジニ係数、箱ひげ図、散布図と相関、名目値と実質値、寄与度、季節性・・・
これらは過去問で万遍なく出題されますが、今回の試験でも全て出てきました。
そこまで難しい内容ではありませんので、過去問を解きながら確実に抑えておきましょう。
おそらく、ここが解けるかどうかが合格の境目となります。
試験結果
さて、試験結果ですが84/100 で無事に合格しました。
統計の基本が難しかったですが、それでもそれなりに取れていたのは良かったです。
公的統計調査の実際と公的統計の見方と利用は、何問か自信がない回答をした節があったので、そこでやらかしたかなと思っています。
勉強方法と対策
今回の試験を受けるにあたり、以下の2冊を使用しました。
- 日本統計学会公式認定 統計検定統計調査士対応 経済統計の実際
- 日本統計学会公式認定 統計検定 統計調査士・専門統計調査士 公式問題集[2017〜2019年]
統計調査士の公式テキストと過去問です。
特に過去問は3年分を完璧に解けるまで何度も解きなおしました。
上述していますが、問題は似たような内容を出題される傾向がありますので、過去問をちゃんと使って対策しておきましょう。
公式テキストは、時間をかけて読む必要はないと思います。
基幹統計などの情報がびっしりと載っていますが、あれ読み込むだけでもだいぶ時間かかります。
おわりに
今回は統計調査士を受けた結果をまとめました。
もともとは統計の勉強をしようと思って申し込んだ資格でしたが、どちらかというと統計調査に関する内容でしたね(そりゃそうか)。
それでも、国が出している統計について理解できたり、政府統計用のポータル(e-Stat)といった情報を新たに知ることができたのは良い経験でした。
他にも統計検定がありますので、そちらも挑戦してみようと考えております。