技術英語検定3級に申し込みました!

英語の資格は?っというと、TOEICや英検が真っ先に思い浮かばれると思います。

しかし、それらの英語はビジネスやら日常で使われる内容が多いですよね。

仕事では研究や開発に携わっているけど、それに関連するような資格をお探しの方はいますでしょうか?

そんな技術者向けの英検がありましたので早速申し込みました。

合わせて技術英語検定(技術英検)について調べてみましたので解説します。

技術英検とは

技術英検は、一般社団法人日本能率協会 JSTC技術英語委員会によって開催されている検定です。

昔は工業英語能力検定という名前だったのですが、試験名称が変わりました。

アメリカでは技術英検のことを、テクニカル・ライティングやテクニカル・コミュニケーションと呼ばれており、正確かつ効率的に情報を伝達するための文書作成法です。

技術英語というと、研究者や開発者にしか分からない専門用語ばかりの文章や論文のことかな・・・っと重く考えてしまいますが、今回紹介する技術英検は科学技術の情報を「その読者に合ったレベル・内容で、正確にわかりやすく伝える英語」とのこと。

つまり、実務でも十分に活用することができるので、社会人でも応用できるスキルを身につけることができます。

英語のライティングに必要な3Cの考え方を学べる

技術英語では、読み手の立場になって書くことを重視します。

相手に内容の意図をうまく伝えるために3Cの考え方を心がけることを意識する必要があり、この3Cとは

  • Clear : 明確に
  • Concise : 簡潔に
  • Correct : 正確に


正しい英文を書くだけではなく、読み手の負担にならないことで伝えることが重要です。


日本語を英語にあてはめるのではなく、全体の意味をとらえて表現します。

よく翻訳サイトで日本語→英語へ変換した結果は3Cではないですよね。

翻訳サイトで英訳した内容を、そのまま文章として貼り付けている方はおりますでしょうか?

試験概要

技術英検3級の概要について調べましたのでご紹介いたします。

  • 求められるスキル:科学、技術英語の基礎的な語彙力があり、構文の基礎を理解している。
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 出題内容:
  1. 英文和訳
  2. 語彙(英→日)
  3. 英作文1
  4. 英文空所補充1
  5. 英作文2
  6. 英文空所補充2
  7. 語彙(日→英)
  • 解答形式:マークシート形式
  • 合格基準:合計で60%以上の正解


科学技術英語の基礎的な語彙力が何なのかは気になりますが、専門的な単語でも出てくるのでしょうか。

全てマークシート式で合格基準は60%と低めなのに驚きました。


 
ぽかぽか
試験の合格率って、マークシートテストのみの場合、合格基準はだいたい7割、8割ぐらいなイメージでした。



勉強方法と対策


公式テキストや過去問題がありますので、それを用いて対策します。

なんと過去問については、コンビニエンスストアのマルチコピー機で過去問題・解答、各種資料をご購入することができるのです!

 
ぽかぽか
マルチコピー機って、そんな機能があったのね。



この検定では英語が得意とはいえ、技術英語ということもあり特殊な英単語が続々と出てきます。

Refinement, hyperbola, antidote, sterilization,,,これらは2級の過去問に出てきた単語ですが、専門分野で学んでいる人でないとパッと意味が出てこないのではないかと思います。

TOEICや英検には一切出てこない単語ですしね。

ただし単語をマスターしてしまえば、あとは英語の文章です。

基本的な英文を書けるのであれば、そこまで難しくないのかな。。。過去問使ってひたすら覚えていきます。

まとめ

技術英検では、相手が理解できるような文章を書けるようになるのに必要な3C(Clear, Concise, Correct)を身につけることを目的とした検定です。

研究職や開発職向けの英語のように思えますが、英語を必要とする社会人全てに重要なスキルを身につけることができます。

今回はその技術英検の3級に申し込みました。

試験日は6/10!本番までに準備を進めてまいります。

技術職についている人はもちろんですが、英語を勉強している人もぜひ技術英検を受けてみてはいかがでしょうか?

関連リンク

一般社団法人日本能率協会 JSTC技術英語委員会 (jma.or.jp)