皆さんは資格勉強を始める際に、何から手をつけるでしょうか?
- 公式テキストを購入して読み始める?
- まずは申込だけして、自身に切羽詰まってから動き始める?
- 試験本番までのスケジュールを経てる?
人それぞれ色んなやり方があると思います。
私も日々検定に追われた生活をしておりますが、もう少し良いやり方がないかと日々模索しております。
そんな時に書店で見つけたこの一冊!購入して読んでみましたので、軽く所感でも述べさせていただきます。
資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」 (出版社:PHP研究所)
本書について
本書は資格試験を受ける人に向けて書かれた、試験に合格するための勉強方法についてまとめられております。
「資格」試験に一発合格というのがミソで、大学受験などの入試などを想定した内容ではなく、あくまでも国家資格や民間資格といった試験の受験者に向けた内容となっております。
その人たちに向けた勉強方法とコツというのは、資格試験を受ける人なら知っておいて損はないものとなっております。
これから難関資格などに挑戦されることを検討している方は、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。
本書を読んで活かしていきたいこと
勉強方法および習慣の考え方などといった、実用的なことが包括された書籍でした。
こちらを読んで、どう生かしていくのかが今後の課題です。
試験までのスケジュールの考え方を改める
Amazonの本書の紹介ページでも述べられているので、引用させていただきますが、試験開始までの期間は大きく4クールに分けられると説明しています。
- 第1クールではそれぞれの分野を満遍なく勉強
- 第2クールでは問題集解いて、間違えた分野を中心に勉強
- 第3クールでは過去問や問題集を解いて間違えた問題を中心に勉強
- 第4クールでは参考書の苦手ポイントを徹底的に勉強
資格勉強するときは、だいたいこんな勉強方法になる人が多いかと思います。
私もだいたいこんな感じで進めているのですが、重要なのはその期間の使い方です。
例えば、私ってこの順番でやっていても、第1クールの公式テキストを読むのに時間かかったりしているのです。
そして気づいたら試験期間が迫っており、急いで問題集解きまくって苦手分野の対策、過去問も急いで解いてなんとか試験開始に間に合わせる・・・。
つまり、第2クールと第3クールはほぼギリギリの状態でやっていることが多かったです。
でも、試験勉強するのに実際に重要なことって、過去問を解いて試験問題の感覚をつかんだり、問題集を解いて自分の理解できていないことを把握することなんですよね。
本書には期間ごとの習慣や考え方、知っておくべき勉強方法が述べられており、今後の参考にしようと思いました。
勉強時間ゼロの習慣を身につける
別の書籍とかでも述べられているのですが、仕事が忙しくても平日も勉強することを習慣化するよう述べられております。
過去に紹介した書籍なんかも同じこと述べていますので、勉強する社会人は当たり前だと考えるしかありません。
しかし、本書で述べられていたのは「勉強時間ゼロの日を作らない」ということでした。
1日でも勉強時間ゼロの日を作ってしまうと、再度勉強するのにより労力を使ってしまうとのことです。
どんなに仕事やプライベートが忙しくても、1日30分でも良いから勉強するようにとのことでしたので、私も頑張ってみようかと考えております。
継続ができない人向けアプリ「StickK」
本書を読んでいくうちに、継続できない人に向けたアプリが紹介されていたので調べてみました。
アメリカのイエール大学で開発された「StickK」と呼ばれる目標設定のプラットフォームです。
stickK: Goals & Accountability – Google Play のアプリ
stickK: Goals & Accountability on the App Store (apple.com)
使い方は以下の通りです。
- 目標を設定する(体重を減らす、セルフケア、瞑想、論文を完成させる…)とそれを達成するためのタイムラインをつける。
- 誰か(友人、同僚、家族)を招待して、あなたに説明責任を負わせ進捗状況を確認する。
- 目標が達成できなかったら、自身で設定した口座にお金を支払う(要は罰金制度)
- 毎日、毎週、またはコミットメント契約の終了時に成功または失敗を報告し、進捗状況を追跡する。
監視役を付けたり、罰金制度といったシステムがあり中々面白そうです。
誰かと目標を設定しあうことになった際に活用してみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、”資格試験に一発合格する人は、「これ」しかやらない 忙しい社会人のための「割り切る勉強法」”を読んでみた所感について述べました。
資格試験の勉強方法について詳しく書かれた1冊となっております。
ここでは割愛させていただきますが、他にも試験直前の話や試験本番時の考え方も述べられており、参考になりました。
ぜひ、資格試験に挑戦する方は読んでみてはいかがでしょうか。