さて、現在は第三級陸上特殊無線技士の試験に向けて勉強を進めています。
さっそく公式テキストを読み終えました。
案外、以前受けた3級アマチュア無線技士とだいぶ似たような内容ですが…
今回は公式テキストを読んでみた所感について述べていきます。
記事の内容はこちら!
はじめに
陸上特殊無線技士とは、陸上で無線局の無線設備の技術的な操作を行うための資格です。
日本無線協会が開催している検定です。
各種の小規模な無線局が経済社会活動の中のさまざまな場面で利用されるようになったことから、それらの無線局に配置を要する無線従事者の資格の取得を容易にするために設けられた検定になります。
試験概要につきましては、以下記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
新たに第三級陸上特殊無線技士に申し込みました。 無線技士関係の資格に興味がありまして、どんなものか試しに受けてみることに…
陸上特殊無線技士の公式テキスト
やさしく学ぶ 第三級陸上特殊無線技士試験 (オーム社)
今回、勉強に使用しているテキストはこちらになります。
試験範囲である無線工学と法規のそれぞれについて説明されています。
ページ数は140ページと、そこまでのボリュームでもなくすぐに読み終えられます。
読んでみた所感!
さて読んでみた所感ですが、無線工学は基本的にアマチュア無線技士と同じような内容でした。
電気回路、半導体・トランジスタ、通信方式、無線装置の構造などなど…
過去に学んだことを思い出しながら勉強していきたいと思います。
問題は法規です。こちらはアマチュア無線技士と少し変わってきます。
電波法、無線免許、無線従事者などに関する内容に加えて、無線局に必要な業務書類であったり、無線局の検査などを実施する監督など、見慣れない分野が出てきました。
他にも電波法関連では、アマチュア無線技士と陸上特殊無線技士で微妙に異なっていたりします。
そもそも、アマチュア無線技士は趣味の範囲で行うものであり、営利目的で使うことはできません。一方、陸上特殊無線技士は商業目的で使用するものでありますので、基本的に使用用途が異なります。
過去問をひたすら解いて、理解を深めていくしかありません。
おわりに
今回は陸上特殊無線技士の勉強として、公式テキストを読んでみた所感について述べました。
第三級陸上特殊無線技士は、無線工学と法規の2つが主となります。
無線工学はアマチュア無線技士で勉強していたところと似ている箇所があり、計算も難しくないので確実に覚えてまいります。
法規は特殊無線技士用に少し見知らぬ内容が多かったので、過去問を活用しながら覚えてまいります。