新たに第三級陸上特殊無線技士に申し込みました。
無線技士関係の資格に興味がありまして、どんなものか試しに受けてみることに。
CBTでいつでも受けれたことも決め手の一つです。
12月って比較的試験がそんな無いイメージなもので…
まずは試験を受けるにあたり、概要などを調べてみましたのでご紹介いたします。
陸上特殊無線技士とは?
陸上特殊無線技士とは、陸上で無線局の無線設備の技術的な操作を行うための資格です。
各種の小規模な無線局が経済社会活動の中のさまざまな場面で利用されるようになったことから、それらの無線局に配置を要する無線従事者の資格の取得を容易にするために設けられた検定になります。
主に携帯電話の基地局やタクシーの無線、ドローンの操縦など限定的なものになります。
本検定は1級~3級まであり、今回受けるのは3級です。
3級を取ると、以下のような無線を扱えるようになります。
固定局、基地局等の陸上の無線局(注1)の無線設備(レーダー及び人工衛星局の中継により無線通信を行う無線局の多重無線設備を除く。)で次のものの外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作
・50W以下の無線設備で25,010kHz~960MHzまでの周波数の電波を使用するもの
・100W以下の無線設備で1,215MHz以上の周波数の電波を使用するもの
注1: 陸上の無線局とは、海岸局、海岸地球局、船舶局、船舶地球局、航空局、航空地球局、航空機局、航空機地球局、無線航行局及び基幹放送局以外の無線局をいう。
もちろん、1級や2級に合格すれば、上記の周波数範囲よりも広く扱うことができますので、無線設備の業務に携わるのであれば、上位の級を持っておくに越したことはありません。
更に上位試験の陸上無線技術士があれば、陸上の無線設備を扱えるようになります。
第三級陸上特殊無線技士でできることって?
第三級を取得することで、産業用ドローンの操作ができるようになります。
産業用ドローンの操作については、電波法により第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要です。
今後、ドローン関連の就職を検討されているのであれば取っておくと良いかもしれません。
他、タクシー無線や携帯電話の基地局などの操作については更に上位の級を受けないと扱えませんので、そこら辺の就職を考えているのであれば、2級や1級から勉強を始めてしまうのが良いでしょう。
試験概要
第三級陸上特殊無線技士の試験概要は以下の通りです。
受験資格 | なし |
出題形式 | 選択問題 |
問題数 | 無線工学12問、法規12問(時間:60分) |
合格 | 無線工学:60点中40点以上 法規:60点中40点以上 |
試験方式 | CBT受験 |
本試験を受けるのに受験資格は必要ありませんので、誰でも受けることが可能です。
無線工学と法規で12問ずつ出題され、それぞれ8問以上正解する必要があります。
勉強方法および対策
こちらは専用のテキストを購入しました。
やさしく学ぶ 第三級陸上特殊無線技士試験(オーム社)
ざっくり内容を見てみたのですが、過去に受けたアマチュア無線技士の範囲と多少似ているような箇所が見受けられました。
まだちゃんと読んでいませんし、内容自体は異なるのでしょうが…
とりあえず、過去に受けた試験での勉強など思い出しつつ勉強を進めてまいります。
おわりに
今回は第三級陸上特殊無線技士の試験に申し込んだ話をしました。
本試験はCBT試験となっており、基本的にいつでも申し込むことが可能です(テストセンターの空き具合などによる)。
試験は無線工学および法規に関することが各12問ずつ出題されます。
試験日は12月半ばです。勉強を進めてまいります。