工事担任者試験の日も着々と近づいてきています。
そんな中、テキストを開いて勉強を進めてみたものの、聞き慣れない専門用語が多く、さらにこれまで触れたことのない法令も登場するため、思った以上に苦戦していました。
このままでは試験当日に厳しい戦いになる未来が見えたこともあり、今回は SATの通信講座 を受講することにしました。
実際に学んでみると、テキストだけでは理解しづらかった部分が整理され、勉強の進め方にも変化がありました。
今回は、この通信講座を受講してみた 所感 をまとめていきたいと思います。
工事担任者とは
工事担任者は、電気通信回線に接続する機器の工事を行うために必要な国家資格です。
例えばインターネット回線や電話回線を建物に引き込んだり、それに接続する機器を設置・設定したりするような仕事をする人が必要なものとなります。
企業で通信設備を扱う部署に配属されたり、通信系の工事会社で働く場合には、この資格があると重宝されるようです。
工事担任者試験にはいくつか種類があり、今回私が受けるのは総合通信となります。
試験概要については以下記事をご参照ください。
工事担任者試験 SATの通信講座とは?
工事担任者試験の通信講座は、電気通信技術の基礎・技術端末設備の接続のための技術及び理論・端末設備の接続に関する法規 の3科目を体系的に学べるよう構成された学習サービスです。
独学では理解しづらい部分を、動画講義や演習問題を通じて効率よく学べる点が特徴です。
以下のような学習コンテンツが提供されています。
- 動画講義
専門用語や法令の背景を、講師が図解や例を交えて解説。 テキストだけでは理解しづらい部分を補強できます。
- テキスト教材
試験範囲を体系的にまとめた冊子やPDF。 公式テキストよりも噛み砕いた説明が多いのが特徴です。
- 演習問題・過去問
科目ごとに理解度を確認できる問題集。 重要ポイントを繰り返し学習できるよう構成されています。
- 質問サポート(講座による)
分からない箇所を講師に質問できるサービスもあり、独学の不安を解消できます。
特に、テキストを読み始めても内容が頭に入りづらく、専門用語の段階で詰まりやすい人には通信講座が向いていると感じます。
工事担任者試験は、電気の基礎理論や端末設備の技術など、初学者には馴染みのない専門的な内容が多く、いきなり独学で進めると「何を言っているのか分からない…」となりやすい資格です。
そのため、最初の段階でつまずきやすい人ほど、通信講座の丁寧な解説や体系的な学習が大きな助けになります。
受けてみた所感
講座は申し込み後すぐに案内メールが届き、記載されているURLから受講ページへアクセスできます。
通信講座は「電気通信技術の基礎」、「端末設備の接続のための技術及び理論」、「端末設備の接続に関する法規」 の3科目に分かれており、それぞれの単元ごとに動画が細かく区切られています。
1本あたりの動画も長すぎず、空いた時間に少しずつ進められる点がありがたいところです。
今回、私は「電気通信技術の基礎」が免除 となっているため、「技術端末設備の接続のための技術及び理論」と「端末設備の接続に関する法規 」の受講を進めています。
特に「技術端末設備の接続のための技術及び理論」は独学だと理解が追いつきづらい部分が多かったので、動画で丁寧に解説してくれる通信講座の恩恵を強く感じています。
公式テキスト付き
本講座を受講すると、専用のテキストが付属してきます。
例えば法規では、試験に出てくる条文を一通り紹介してくれるため、独学では拾いきれない細かな部分まで把握できるのがありがたいところです。
そして何より助かるのが、書籍を読んでも頭に入らなかった部分を動画で丁寧に解説してくれることです。
書店で販売されているテキストの中には、ある程度の知識があることを前提に解説されているものも多く、専門用語が次々と登場します。
そのため、独学で学習を進めていると「難しい……」と感じる場面も少なくありません。
通信講座では、そうした“つまずきポイント”を講師が噛み砕いて説明してくれるため、理解がスッと進む感覚があります。
実際に受講してみると、専門用語の意味や覚え方が分かるようになり、問題の解きやすさが大きく変わるのを実感しました。
試験に出てくる技術および理論も一通り解説
工事担任者試験の中でも特に難しいといわれる 「端末設備の接続のための技術及び理論」 ですが、本講座では試験範囲を一通り解説してくれます。
個人的には、「光ファイバー回線の接続」に関する内容が特に難しく感じたので、体系的に学べたのは非常に助かりました。
ケーブルの種類や各種記号など、業務では目にする機会が少ないものも多く、初めて学ぶ人にとってはなかなかハードルの高い分野だと感じます。
また、単純に知識を解説するだけではなく、試験で引っかけ問題として出題されやすいポイントについても説明してくれるのが印象的でした。
どこを重点的に覚えるべきか、どのような部分で間違えやすいのかが分かるため、問題演習を進めるうえで注意すべきポイントを絞り込めたのは大きな収穫だったと思います。
特に技術科目は試験範囲が広く、独学だとひたすら問題を解いては解説を読み、また問題を解くという勉強になりがちです。
そのため、気が付けば多くの時間を費やしているにもかかわらず、思うように学習が進んでいないという状況に陥りやすいと感じました。
しかし、講座を活用することで重要ポイントが整理され、以前より効率よく学習を進められるようになりました。
法規も試験範囲のものを一通り解説
工事担任者試験の法規に出てくる法令っていくつも種類があるんですよね。
主に以下の法令が試験範囲として登場します。
- 電気通信事業法
- 電気通信事業法施行規則
- 工事担任者規則
- 端末設備等規則
- 有線電気通信設備令
- 不正アクセス禁止法
- 電子署名法
法規の勉強では、これらの法令ごとに目的や規制対象が異なります。
私自身、第一級陸上無線技術士などの無線関連資格を勉強していた際は、過去問を何度も解きながら間違えた箇所を覚えていくスタイルで学習していました。
しかし、工事担任者試験の場合は事情が少し異なります。
出題対象となる法令の種類が多く、ほとんど初見の内容、そして範囲も幅広いため、問題を繰り返し解いて覚える以前に、「そもそも試験範囲を網羅しきれるだろうか」という不安がありました。
そういった意味でも、今回受講した通信講座は非常に役立ったと感じています。
まず、試験で登場する法令について一通り解説してもらえるため、学習を進めるうちに見慣れない条文や用語が少なくなってきました。
また、各法令の位置付けや重要なポイントも整理しながら説明してくれるので、「何を重点的に覚えるべきか」が分かりやすくなったのも大きな収穫です。
その結果、問題演習の正答率も徐々に上がってきました。
まだ覚えきれていない部分もありますが、本番までに一つひとつ知識を積み重ね、着実に仕上げていきたいと思います。
おわりに
今回は、工事担任者試験向けの動画講座を受講してみた所感についてまとめました。
工事担任者は、電気通信回線に接続する設備や機器の工事を行うために必要な国家資格です。
専門性の高い資格ということもあり、試験対策向けの通信講座も複数用意されています。
私自身、実際に勉強を始めてみて、聞き慣れない専門用語や技術用語の多さに苦戦しました。
独学だけでは理解に時間がかかる部分も多く、動画で解説を聞きながら学べるメリットを強く感じています。
特に、
- 専門用語がなかなか覚えられない方
- テキストを読んでも内容が頭に入りづらい方
- 仕事や学業で勉強時間を確保しにくい方
には、通信講座は有力な選択肢になると思います。
もちろん講座ごとに価格や教材内容、サポート体制は異なりますので、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
工事担任者試験の受験を検討されている方は、価格や内容を比較しながら、自分に合った講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。