第三級海上無線通信士の試験を受けてきました(一部未受験)

第三級海上無線通信士 の試験を受けてきました。

本試験は 9月10日・11日の2日間 にわたり実施され、 1日目は 無線工学・英語、2日目は 法規・電気通信術 の構成となっています。

私は無線工学が免除となっているため、今回は 英語・法規・電気通信術 の3科目での受験となりました。

しかし、仕事の都合により 9月10日の英語科目だけ受験できず…。平日勤務の社会人にはよくある話で、スケジュール調整の難しさを改めて痛感しました。

とはいえ、本試験には 科目合格制度 があるため、少しでも次回の受験を有利に進められるよう、翌日の 9月11日に実施された法規・電気通信術 の2科目を受験してきました。

限られた科目だけでも受けておくことで、次回の負担が大きく軽減されるはずですし、試験の雰囲気を掴む意味でも良い機会になったと感じています。

今回は、実際に法規と電気通信術の試験を受けてみて感じた所感をまとめていきます。

第三級海上無線通信士の試験概要については、以下記事にまとめていますので、併せてご参照ください。

ぽかぽか資格道

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試験会場

今回の試験会場は、国際展示場駅の近くにある TOC有明 でした。



無線系の試験といえば、日本無線協会試験センターでの実施が多い印象だったため、今回の会場は少し意外でした。

国際展示場駅から近いように思えますが、実際にはそこそこ距離があり、さらに建物の 20階までエレベーターで移動 する必要があります。

そのため、試験開始が朝の9:30の場合、移動時間を考えると 9:00には国際展示場駅に到着しておく のが安心だと感じました。(科目によって開始時間が異なります)

ちなみに試験開始の15分前には到着しておくよう指示がありますので、9:15には到着しておく必要があります。

今回、私自身も思ったより到着がギリギリになってしまい、少し慌てながら会場へ向かうことになりました。

ちょうど近くの東京ビッグサイトではビジネス系の大型イベントが開催されていたようで、周辺は予想以上の人混み。

その影響で歩くペースが乱され、想定外の混雑に少し焦りつつの移動となりました。

初めての会場の場合は、余裕を持った行動が大切だと改めて実感しました。

持ち物は 筆記用具受験票 が必須です。 特に受験票は 事前に印刷して持参する必要がある ため、忘れず準備しておきましょう。

時間になると試験官から試験に関する諸注意が伝えられ、その説明が終わるといよいよ試験開始となります。

試験を受けてみた所感

試験は午前に法規、午後に電気通信術が行われました。

法規

法規 は、1問1答形式が15問、1問につき5つ答える形式が5問の、合計20問という構成でした。

形式自体は過去問と大きく変わらずという印象です。

しかし問題はかなり難しめ。 手持ちの過去問では 見かけなかった問題 が並んでおり、正直かなり驚きました。

特に GMDSS関連の問題については、「ここ出るの…?」と心の中で思ってしまうほど。

過去問だけで対策していると、こうした“想定外”の出題に足をすくわれる可能性が高いと感じました。

無線資格ではよくある話ですが、過去問を解いていると法規は満点近くまで簡単に取れてしまうため、つい他の科目に時間を使ってしまい油断しがちです。

ところが本番では、しっかり不意を突く問題が出てくるんですよね…。

今回もまさにそのパターンで、テキストをもっと読み込んでおくべきだったと痛感しました。

本番での手応えとしては、なかなか厳しい戦いだったように思います。

さてさて、結果はどうなることやら…。


電気通信術

午後からは 電気通信術(受信/直接印刷電信/送信) の試験が行われます。

一見すると特殊な科目ですが、実際に受けてみると 難易度はそこまで高くない という印象でした。

ただし、A〜Zのフォネティックコードを覚えていないと一気に厳しくなるので、ここは確実に押さえておく必要があります。

なお受信試験の際に、一通りフォネティックコードを読み上げてくれるため、完全に忘れているという状況はほぼありませんが、事前準備は必須ですね。

試験は 受信 → 直接印刷電信 → 送信 の順で進みます。

午後に集合すると、まず電気通信術の受信試験の説明があります。

読み上げられるフォネティックコードを、ひたすら用紙に書き取っていく形式です。

  • 読み上げ速度:1分50文字
  • 必要な力:速記と切り替えの早さ


一つ取りこぼすと一気に置いていかれるため、焦らず次に切り替える判断も重要です。

書き間違えた場合は斜線で修正できますが、立て直しに時間を使うより、次に進む方が安全だと感じました。

受信が終わると、受験番号順に呼び出されて別室へ移動します。

別室では 直接印刷電信 が行われます。名前だけ聞くと難しそうですが、実際は パソコンでのタイピング でした。

  • 用紙に書かれた英文の電文を、画面にそのまま打ち込む
  • 制限時間:5分
  • 内容:海上無線に関する英文電文


普段からパソコンを使っていることもあり、私は3分ほどで終了。 同じタイミングで入室した方より早く終わったのが印象的でした。

また、事前に練習時間があるため、いきなり本番というわけではない点も安心です。

そして同じ部屋で最後の 送話試験 が行われます。

用紙に書かれたアルファベットを、フォネティックコードで読み上げる形式です。

例: 「ABCDE…」 → 「アルファ、ブラボー、チャーリー、デルタ、エコー…」


これは 一発勝負 なので緊張しました。 読み間違えや時間オーバーは減点につながるため、集中力が求められます。

私は第一級海上特殊無線技士で同様の試験を経験していたこともあり、今回は問題なく対応できました。

もし海上無線通信士の受験を検討している方がいれば、第一級海上特殊無線技士で電気通信術を経験しておくのも良い練習になると感じます。


おわりに

今回は、第三級海上無線通信士の試験を一部受験した所感についてまとめました。

第三級海上無線通信士は2日間にわたり、 無線工学・英語・法規・電気通信術 の4科目が実施されます。

ただし私は仕事の都合で1日目の試験を受けられず、 今回は 2日目の「法規」「電気通信術」 のみ受験しました。

科目合格制度があるため、この2科目を合格しておけば、次回は 英語だけ に集中できる点は大きなメリットです。

法規は、正直なところ 難易度が高め という印象でした。

  • 過去問と同じテーマの問題も出る
  • しかし、過去問だけでは拾いきれない内容も多い


そのため、過去問だけで対策するのは心許ないと感じました。 テキストを併用し、周辺の法規も含めて理解しておくことを強く推奨します。

電気通信術は一見すると特殊ですが、実際に受けてみると フォネティックコードさえ覚えていれば対応できる科目 という印象です。

試験内容は以下の3つ:

  • 受信:読み上げられるフォネティックコードを書き取る
  • 直接印刷電信:パソコンを使って英文電文をタイピングする
  • 送信:アルファベットをフォネティックコードで読み上げる


やること自体はシンプルで、 「書く → 打つ → 読む」だけなので、事前準備をしていれば大きな問題はありません。

今回の受験で 法規と電気通信術を合格しておけば、次回は英語のみ

まずは気持ちを切り替えて、次の試験に向けて勉強を進めてまいります。

関連リンク

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